10月25日(日)午前9時から東山区災害ボランティアセンター設置・運営訓練を行いました。
この訓練は,2011年12月に作成した『東山区災害ボランティアセンター設置・運営マニュアル』にもとづき,設置場所の検証や大規模自然災害発生時に立ち上がる災害ボランティアセンター(以下、災害VC)の役割を知ってもらうための訓練です。
今回は,設置場所候補地の一つである東山区役所地下1階に設置しました。当日は,東山区内の各学区社協,民児協,老人福祉員,京都市災害ボランティアセンターサポーターさんなど総勢46名の参加がありました。ボランティア役の方,災害VCのボランティア受付・登録班,ニース受付班,コーディネート班,総務班にそれぞれ役割分担して業務にあたっていただきました。
最初に,災害VCは,東山区災害対策本部の設置要請を受けて設置されることや担当する職員が全員すぐに集まるわけではないことをお話し,理解していただきました。それぞれの班で訓練を行った後,ボランティア役で東山区総合防災訓練の炊き出し応援の方以外で,センター運営の振り返りを行いました。
ボランティア受付・登録班からは,「訓練なので人数も少なかったので対応できたが,実際には大勢の方が来られる。本当に対応できるのか不安。」「登録用紙への記載方法も簡素化できないか。」の意見がありました。ニーズ受付班からは,「丁寧にニーズを聴き取ることが大事。」「すぐに来てほしいという方への返事の仕方が解らない。」の意見がありました。
それぞれの質問に対しては,京都市災害ボランティアセンター職員から答えていただき,すぐに来てほしいという方への返事は、「順番に調整していることを丁寧に説明して理解してもらうようにすることが大事。」と教えて頂きました。(文;藤井 一)
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