8月31日(月)午後7時から清水自治会館を会場に今年2回目の清水学区地域ケア会議が開催されました。民生委員,老人福祉員,自治連合会,学区社協の役員さんが出席されました。今回はこれまでしていた見守り名簿の共有等ではなく,最初からグループに分かれていただき清水学区の使える地域情報を教えていただくワークを行ないました。ワークに入る前に清水学区の統計からみた情報や社会資源について報告をさせていただきました。その後,買い物に行く商店,出前してくれる食堂,病院,まちの電気屋さん,住民のたまり場など暮らしの中の地域情報として出していただきました。中には親切な人,まちの生き字引な方も出てきて,わいわいとお話しも弾んでいました。
出てきた結果から見えてきた清水学区の状況では,清水寺周辺の観光スポットは住民が利用するような商店や病院などは無いことがわかりました。また,東大路通り周辺に住民が利用する食堂,病院等が集中して入る結果になりました。役員さんの感想を聞いてみると,「自分たちがお世話になるころには、ここがどうなっているのか想像ができない。今住んでいる住民同士の関係も希薄になってきて,家で倒れていても発見が遅れると思う。もっと人を育てることをしないといけないけれど,若い人は忙しいから。」と話してくださいました。区社協として若い世代の地域福祉活動への関わりをどうしていくのか早急に提案してかないといけないと改めて考える機会をいただきました。(文;藤井 一)
コメントをお書きください