7月12日(日)元貞教小学校ふれあいサロンを会場に毎月1回(第二日曜日)実施しているサンデーモーニングに参加させていただきました。自治連合会の方は、注文の受付とお金の準備、学区社協の方はゆで卵を湯がいたり、トースターやコーヒーの準備と忙しく動いておられました。
午前9時の開店と同時にお客さんが来所され、お話しをうかがっていると、「ここのモーニングは安くて、美味しい。特に卵のゆで具合が良い。」と話されている途中で、「もう一個卵もらいます。」と2個目の卵を購入され、食べておられました。
この日の運営責任者の森本好子さんにお話しを聴かせていただくと、「開所から2年半になり、同じ学区の方だけでなく、近隣の学区の方も来てくれるようになって、参加される方も広がってきたように思います。若い方も、もっと来てくれて色々なお話しができるとうれしいのですが。」とのことです。
途中から東山地域包括支援センターの方が2人来られ、普段から訪問されている方やその場での相談を受けておられました。職員の方ともお話しをさせていただくと、認知症の疑いのある方もここに来ることができているのは、貞教学区の自治連合会(町内会)、学区社協、民生委員、老人福祉員などたくさんの方が地域のことを共有できているからだとも考えることができます。
「十分なことはできていないと思いますが、自分から“S.O.S”を出しておられる方はほっとけないですよ。地域でできることは地域で、出来ないことは専門機関につないで、一緒に協力していかないと本当の意味での地域づくりはできないと思います。」と森本さんが最後に話していただきました。(藤井一)