7月10日(金)午後2時から東山区民生児童委員会生活支援部会の研修会が東山区役所3階大会議室を会場に開催されました。
今回は、“東山区社会福祉協議会の活動について教えて”ということで、区社協職員2名でお話しをさせていただきました。
前半は、「東山区の地域福祉活動を創りだす~東山区社協の地域福祉活動~」をテーマにお話しをさせていただきました。最初に『ふくし』について説明し、京都市の社協の3層構造、『京都市における社協行動指針2015』の重点項目、学区社協組織や実際の活動などについて説明をさせていただきました。また、平成26年度の学区社協で行われた活動から写真を選別しスライドショーを鑑賞していただきました。
続いて、京都市社協が行なっている「あんしん生活支援員による生活支援サービス」について紹介を行い、東山区での配置は、まだされていないが、地域で生活されている方で、制度の狭間や援助拒否、孤立しているような方への寄り添い方支援を行っていることを、事例を通してお話しさせていただくことができました。さらに、直接サービスの中の、「日常生活自立支援事業」について専門員から制度の成り立ち、利用できる方の条件、京都市内の状況や東山区の現状について報告させていただきました。東山区では、ここ数か月、ご利用者様がお亡くなりになったり、施設への入所が決まったりと契約件数が減少していることなどを説明させていただきました。
質疑応答では、「困難事例の相談はどこにすればいいの?」といったことや「役所で取り上げていただけなかったことを、区社協でも相談できるの?」といった質問があり、早速、相談の調整をさせていただくこともできました。
学区社協、民生委員や老人福祉員はじめ、住民の地域の身近な相談窓口として、これからも区内を走り回り、住みなれた地域で生活ができるように努力していきます。これからもよろしくお願いします。(藤井 一)